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真皮を健康に保つことがハリと弾力をもたせることにつながる [美容シリーズ]

キレイな肌を維持するためには肌のターンオーバーを正常に保つことが
重要であることを前回書きましたが、今回は肌のハリと弾力についてです。

kakusitukouzou.jpg

肌の弾力を決めているのは皮膚の下にある真皮という部分です。

sinpi.jpg

上の図で示している部分が真皮で、その下が皮下組織です。真皮の上の白い
皮の部分が角質層になります。

角質層は2週間くらいで入れ替わりますが、真皮層は数年から数十年かけて
入れ替わります。そのため、変化が少ないので気付きにくく、しわがすぐに
増えたりしないのも時間がかかっているからです。
そのため、数年から数十年にわたる普段のお手入れがいかに重要かという
ことがおわかりいただけると思います。

この真皮層には肌の弾力を支えるコラーゲン、エラスチンなどがあります。
コラーゲンはビルの鉄骨のように形を作り、エラスチンがしなやかさを与えます。
そして、その間にあるヒアルロン酸が水を含んで弾力性を保っています。

そして、重要なのはコラーゲンとエラスチンの間に存在する神経芽細胞という
部分です。この神経芽細胞がコラーゲンやエラスチンを作り出す元になっていて
この機能が衰えてシワが出来ます。
特に、真皮の水分保持力が低下すると、弾力性が早く失われるのでシワに
なりやすく、もろく変形していきます。また、紫外線の作用も悪化させる原因
となるので、出来るだけ紫外線をブロックする必要があります。

ただ、紫外線が嫌いと言って、身体の腕や足までブロックしてしまうと体内の
ビタミンDが不足して骨がもろくなってしまうので、顔をや首回りを重点的に
ブロックする方が良いでしょう。

ビタミンDは紫外線が当たることで産生されます。そのため、あまりブロック
し過ぎると、年老いてから骨粗鬆症になりやすくなると言うことです。


次回は肌の血液循環とホルモン代謝です。






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