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月経困難症治療薬ヤーズ配合錠で3例の死亡を確認 [健康・病気]

2日前に月経困難症の治療薬ヤーズ配合錠で3例の死亡が確認され厚生労働省が
本剤と死亡との因果関係を否定できないとして注意喚起を行った。




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生理痛薬、服用後に死亡例が3件 厚労省が注意喚起指示

厚生労働省は17日、重い生理痛などの月経困難症に対する治療薬「ヤーズ
配合錠」を服用した女性が、
副作用の血栓症を発症し死亡した例が3件あったと発表した。

同省は、薬と死亡の因果関係は否定できないと判断。
製造販売元のバイエル薬品に対し、添付文書の使用上の注意を改訂して血栓症
への警告を追加し、注意喚起を徹底するよう指示した。

厚労省安全対策課によると、ヤーズ配合錠は2010年の販売当初から添付文書
に血栓症への注意を記載していたが、
昨年6月と9月に20代と10代の女性の死亡報告があったほか、今年1月にも40
代女性の死亡報告があった。

2014/01/17 21:47 【共同通信】

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月経困難症は子宮内膜や子宮筋肉の緊張により収縮が不十分となった時に痛みを
生じるものであり、この原因として子宮筋腫や子宮内膜症などの器質性疾患るいは
そのような原因によらない原因不明のものに分類される。
今回問題となった治療薬は女性ホルモンの産生量をコントロールすることで排卵を
抑制することで子宮や卵巣を休ませ痛みを緩和するものです。

しかしながら、副作用としてまれに血栓症が起こるとされている。今回、3名の女性が
死亡し、それぞれ脳血栓、肺血栓、下肢静脈血栓症で亡くなっている。
通常血栓が発生しても体内で血栓溶解が起こり危篤症状とまで進行することはまれ
かもしれないが、何らかの機序が複合的に発生して起こったものと推測される。

いずれにしても、下記のような症状が見られた場合には早めに医療機関を受診される
ようにしたい。

本剤の服用により,血栓症があらわれ,致死的な経過をたどることがあるので,血栓
症が疑われる次のような症状があらわれた場合は直ちに投与を中止し,適切な処置を
行うこと.

血栓症が疑われる症状
下肢の急激な疼痛・浮腫,突然の息切れ,胸痛,激しい頭痛,四肢の脱力・麻痺,
構語障害,急性視力障害等 患者に対しても,このような症状があらわれた場合は,
直ちに服用を中止し,救急医療機関を受診するよう説明すること.
(バイエル社 リリースより)

以上



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